「大阪日本民芸館開館45周年記念 濱田庄司」
秋季特別展「大阪日本民芸館開館45周年記念 濱田庄司」
期間:2015年9月5日(土)~12月13日(日)
休館日:水曜日、9月24日(木) ※ただし、9月23日(水・祝)は開館
助成:日本万国博覧会記念基金 公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
1970年の大阪万博で「暮らしの美」をテーマに出展されたパビリオンを機に開館した大阪日本民芸館は、今年で45周年を迎えます。本展ではこれを記念し、当館初代館長である陶芸家・濱田庄司(1894-1978)の陶芸作品を約200点展示します。大阪万博開催にあわせて特別制作された大皿や、当館所蔵の堀尾幹雄コレクションと大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の同コレクションを中心に、堅実で力強い作品世界をご紹介します。
併設展示では、版画家・棟方志功(1903-75)による「大世界の柵『乾』-神々より人類へ」のほか、万博当時の展示を一部再現します。なお、作品を展示するケースは、民藝運動に関わった松本民芸家具が、万博当時に製作したものを現在も使用しています。
民藝運動を牽引した作家達が万博に向けて制作した力作や、日本各地の手仕事による当時の展示品を、当館45周年の歩みと共にご覧ください。
◇記念講演会◇
「大阪日本民芸館と初代館長濱田庄司―民芸のさらなる普及を目指して―」
講師:濱田琢司氏(南山大学人文学部教授)
日時:10月25日(日)13:30~15:00(13:00開場)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要、呈茶と共にご予約の方は聴講料200円)
定員:100名(※要予約)
◇呈茶~はじめの英国~◇
濱田庄司のゆかりのある土地にちなんだ紅茶やお菓子をお愉しみいただきます。
担当:川西万里氏(grafティーコーディネーター)
日時:10月25日(日)10:30~16:30
料金:800円(民芸館入館料が別途必要、オリジナル茶菓子付、予約可)
※お問い合わせはgraf studio(TEL.06-6459-2100)まで
◇みんげいゼミ◇
11月8日(日)「民藝運動と松本民芸家具」
講師:池田素民氏(株式会社 松本民芸家具 常務取締役)
時間:14:00~15:30(13:30開場)
場所:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(要予約)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要)
11月29日(日)「濱田庄司作品への眼差し―堀尾幹雄コレクション」
講師:小林仁氏(大阪市立東洋陶磁美術館 主任学芸員)
時間:14:00~15:30(13:30開場)
場所:国立民族学博物館・第3セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要)
※講演会、呈茶、みんげいゼミのお申し込みは、大阪日本民芸館 TEL.06-6877-1971 まで
ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
各回14:00~14:30 ※申込不要、民芸館入館料が必要
9/19(土)、23(水・祝)、10/4(日)、17(土)、11/3(火・祝)、22(日)、12/6(日)