秋季特別展 『民藝運動の巨匠たち~濱田・河井・芹沢』
『民藝運動の巨匠たち~濱田・河井・芹沢』
2009年9月12日(土)~12月13日(日)
〔併催〕英国のスリップウェア(第2展示室)
助成・日本万国博覧会記念機構
秋季特別展「民藝の巨匠たち~濱田・河井・芹沢」を開催いたします。陶芸家の濱田庄司(1894-1978)、河井寬次郎(1890-1966)、染色家の芹沢銈介(1895-1984)ら、民藝運動を推進した3巨匠の作品が一堂に会する見応えある展観です。
柳宗悦の提唱した民藝の思想に共感 ― 歩みを共に
日本の近代工芸史に大きな足跡を残した、陶芸家の濱田庄司、河井寬次郎、染色家の芹沢銈介。彼らは、民藝運動の指導者・柳宗悦(1889-1961)の提唱した民藝の思想に共感、同人として歩みを共にし、多彩な運動を展開しました。
個人作家の使命を担いつつ ― 独自の作風を確立
個人作家としての使命を担った彼らは、民藝品から多くの滋養分を汲みとり、日常品の持つ活き活きとした美の生命に
限りない敬念を抱きつつ、それぞれに新しい表現の道を拓いていきました。
濱田作品の受贈を記念して ― <堀尾幹雄コレクション>
今展で紹介する濱田作品は、濱―田庄司の人と作品に魅せられ、長年に亘って濱田作品の蒐集に情熱をかたむけてこられた故堀尾幹雄氏のコレクションから、日々の生活に密着した器を中心にして、昨年、ご遺族より当館にご寄贈いただいた品々で、受贈記念としてご披露展示するものです。
記念講演会「民藝運動の巨匠たち 濱田・河井・芹沢」
水尾比呂志氏(日本民藝協会会長・武蔵野美術大学名誉教授)
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