展覧会

特別展

春季特別展 「絣(かすり)の美―模様の世界―」

春季特別展「絣(かすり)の美―模様の世界―」
期間:2015年3月7日(土)~7月20日(月・祝)
休館日:水曜日、4月30日(木)、5月7日(木) ※ただし、4月29日(水・祝)、5月6日(水・祝)は開館
協力:鳥取県、鳥取県弓浜絣協同組合
助成:日本万国博覧会記念基金 公益財団法人 関西・大阪21世紀協会

 絣(かすり)は、織物の技法の一つで、織る前に糸を染め分け、織り合わせることで模様を作り出していくのが特徴です。織り上がりがかすれたように見えることから絣と呼ばれ、民藝運動の創始者である柳宗悦(1889-1961)は、このずれや乱れが美しさの源であるとして高く評価しました。
 絣の織物は、普段着や晴れ着、布団地などとして様々な場面で人々に親しまれ、生活に根ざした美しい手仕事といえるでしょう。
 本展では鳥取県の弓浜絣(ゆみはまがすり)(村穂久美雄コレクション)を含め、絣技法による染織品を中心に約120点を展示いたします。白と藍の濃淡によって表された幾何学文や絵絣など、素材と技法からなる豊かな模様の世界をぜひご覧ください。


記念講演会「ロングライフデザインと民芸」

講師:ナガオカケンメイ氏(デザイン活動家)
日時:6月28日(日)13:30~15:00(13:00開場)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
聴講料:300円※民芸館入館料が別途必要。呈茶券付きは、700円(事前予約制)
定員:100名(※要予約)

呈茶

緑豊かな空間で、ほっと一服お楽しみください。
担当:大阪日本民芸館友の会有志
日時:6月28日(日)11:00~16:30
会場:大阪日本民芸館・渡り廊下
料金:500円(お抹茶とお菓子付)※民芸館入館料が別途必要、予約不要

みんげい市

関西圏で活躍されている作り手の方々にお越しいただき、陶磁器・木工品・染織品などの展示即売を行います。
日時:5月16日(土)、5月17日(日) 10:00~17:00
会場:大阪日本民芸館正面入り口前・中庭

みんげいゼミ&ワークショップ

春季特別展記念みんげいゼミ「弓浜絣に想う」
講師:村穂久美雄氏(弓浜絣蒐集・染織家)
日時:4月12日(日)14:00~15:00(13:30開場)
場所:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(要予約)
聴講料:無料(民芸館入館料が別途必要)

春季特別展記念ワークショップ「弓浜絣機織り糸紡ぎ・綿の実繰りの実演体験」
日にち:6月6日(土)、6月7日(日)
時間:10:30~11:30、13:30~14:30、15:00~16:00
講師:鳥取県弓浜絣協同組合の方々
会場:大阪日本民芸館・和室
定員:各回12名(要予約)
参加費:無料(別途民芸館の入館料が必要) 
※6/6、15:00~16:00の回にご参加の方は、終了後に引き続き嶋田悦子氏のみんげいゼミにご参加いただけます。

みんげいゼミ「弓浜絣を思う」
講師:嶋田悦子氏(弓浜絣伝承者)
日時:6月6日(土)16:00~16:30(同日15:00~16:00のワークショップ終了後に開催)
会場:大阪日本民芸館・和室
聴講料:無料(要予約) ※民芸館入館料が別途必要

みんげいゼミ「絣の魅力」
講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
日時:7月12日(日)13:30~15:00(13:00開場)
場所:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(要予約)
聴講料:無料(民芸館入館料が別途必要)

ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
14:00~14:30 ※申込不要、民芸館入館料が必要
3/21(土)、3/29(日)、4/18(土)、4/26(日)、5/4(月・祝)、5/23(土)、6/13(土)、6/21(日)、7/4(土)、7/19(日)

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